特定不妊治療の中でも 特に体外受精についてです。
次の点はよく理解してください。
高度生殖医療というのは「自由診療」であり、健康保険が使えないということ。
すべてが「自費扱い」になってしまうのです。
ご存知ですよね? 自由診療って
自由診療というのは寿司屋でいう「時価」です。
ですので全ての病院で一律なのではなく、
クリニックの状況や考え方で値段が大きく変わってくることがあります。
同じ体外受精でも100万円以上かかるクリニックもあれば、
大学病院のように10万円台でできるところもあるのはこのためです。
体外受精での料金の事ですが、
体外受精の料金で気をつけなけばらないポイントが2つあります。
一つは
「検査費用と薬剤費を料金表の中に明確に書いていないところが多い」
という事です。
当然ですが、これは悪意を持ってそのようにされているのではありません。
検査費用も薬剤費も人によって 行う検査や薬の量が違うから
一概に書けないというのが本音です と言うか 事実です。
そして二つ目は、
「培養技術の部分で凍結卵にしなければならない時の凍結費用や卵のう化(殻を取り除く)を促進するハッチングの費用」も人によって行ったり、行わなかったりするため。この部分も場合によっては費用にかかる訳です。
つまり 体外受精をする時には基本費用以外に、上記の費用を上乗せして考えなければならないということです。
患者さんは表示の金額だけをそのまま信じて、治療に望む方が多いのです。
そうすると「こんなにかかったのか!」と驚いてしまうわけです。
クリニックで料金の話になったら、次のように話されてみてはいかがですか?
「先生 まず総額でいくら位かかる可能性がありますか?」
「それ以上の費用が掛かる可能性がありそうですか?」
「それ以上掛かる場合の費用の内訳はどうなっているのですか?」
ホムページなどに載っている費用と差があるときは
「先生? 何故ホームページの表示金額とこんなに違いがあるのでしょうか?」
高度生殖医療の場合などは
「先生の署名の入った 見積をいただけますか?」
以上などを参考にされて しっかりと納得の行く説明を受けた上でサインを!!
再度お伝えしますが、
人工授精や体外受精を受ける前に一般不妊治療を行います。
その場合はほとんどが保険診療になりますので
治療費も薬剤費も3割負担で済みます。
よって、そんなに高い治療費がかかることはありません。
